近視の進行予防(2) 眼鏡・コンタクトレンズ
(1)眼鏡
だいぶ前に遠近両用の眼鏡(近視進行抑制レンズ)が近視予防に効果ありと 海外(アジア)で報告があり、一時、注目され、眼鏡店さんも盛んにすすめていましたが、それを受け日本でも調査が行われましたが、残念ながら日本での調査では 近視予防の効果はないという結果でした。
⑵ 多焦点ソフトコンタクトレンズ
眼鏡が効果なかった理由を考察し、多焦点コンタクトでその欠点を解消できるのでは?と、調査が海外で行われました。他国調査では予防効果あったとされていますが、継続期間が1ヶ月と短く、通常抑制効果は1年目が一番良いので、2年目以降の調査しなければ、効果ありと判定できませんので、今後の経過が期待されます。
⑶ オルソケラトロジー
ハードコンタクトを夜間装用し 角膜の形を変える方法です。
治療が長くなると効果は減弱しますが、5年間の調査で約3割の眼軸長伸長*の抑制が確認されています。*眼軸長が長くなる=近視が悪くなる
ただし、コンタクトによる 角膜感染症などのリスクをともなうこと、なにより 適応が20歳以上となっています。医師の裁量 保護者との信頼関係で使うことはできます。
今後は、最大の効果を得るための治療開始期間 継続期間、中止した後のリバウンド。 アトロピン併用の効果など 検討していく必要があります。
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