近視 の進行予防(1)目薬
近視の進まない目薬はあるの?
最近、近視の進行予防ができるとして注目されているのは アトロピンというお薬です。
製品化されている1%アトロピン点眼は 検査や遠視の検査や治療の補助に短期に使用されています。
この1%アトロピンで、近視の進行抑えられるのですが、点眼後、羞明、近方視力の低下などの副作用が出てしまい、さらに、点眼を中止した後にリバウンドが起こってしまいますので、実用的ではありません。
そこで、副作用やリバウンドが出ない濃度が0.01%ということで、調査が行われ、近視の進行速度を半分に抑えることができました。
しかしながら 全ての人に効果があるものではありません。
若年者、両親が近視、近視の進行速度が速い。遺伝素因が強い場合、効きにくいようです。
眼科学会の見解は、どういう症例に使うか?いつ投与すると効果的か?いつやめるのか?低濃度とはいえ 劇薬であるアトロピンを長期に渡って使用した場合の身体的な影響は?など 調査結果が出るまでは 時期尚早との認識です。
どうしても使いたい。という場合は、海外輸入*をするか、自費診療で処方してもらう事になります。この場合視力検査も自費で保険は使えません。
そんなわけで、今のところ クリニックでは、まだお渡しできないのが現状です。
*海外ではアトロピンと同じような作用を持つ薬剤が点眼薬として製品化されています。マイオピン
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